今日はとうとう夏合宿の最終日です。
最終日とは言っても、しっかり過酷なスケジュールですので、朝早くからあわただしく荷物をまとめ、2日間お世話になったバンガローを出発します。
最終日は、2台の車で帯広を経由しつつ新千歳空港を目指します。
まず、三国峠とタウシュベツ川橋梁に寄りました。タウシュベツ川橋梁周辺では風景写真を撮る予定でしたが、残念なことに霧が掛かってしまい、思っていたような景色は見られませんでした。
続いて、帯広の有名な豚丼店「いっぴん」に向かいました。
部員の中には無類の北海道好きがいるのですが、彼のおすすめのお店です。
量も味も大満足のクオリティでした。これが恐らく北海道で食べる最後のローカルフードになるだろうと、一抹の寂しさを覚えながらあっという間に完食しました。
帰りの飛行機の時間も迫ってきているため、新千歳空港に向かいます。
高速料金の節約のために、一般道も使いました。
高速に乗ってしばらく経った頃、運転席と助手席にいた部員がガソリンが残り少ないことに気づきます。慌てて近くのガソリンスタンドを探しますが、さすがは北海道、近くにスタンドはあっても営業していません。週2回、しかも午後1時までしか営業していないことがほとんどのようでした。
結局、給油可能なガソリンスタンドを見つけることができず、一度高速を降りてJAFを呼ぶことになりました。幸い同乗していた部員の中にJAF会員がいたので、実費以外はかからず、しかも迅速に対応してもらえました。
10ℓ分のガソリンを持ってきてもらい、出発した時点では、飛行機に間に合わせるのは絶望的な状況でした。しかし、同乗していた部員は全員なぜかとても明るく、最悪の場合を想定してホテルを探したりしながらも、みんな軽口や冗談を言い合ったりしていました。もっとも、運転席ではなるべく早く着くように、助手席では道案内を間違えないようにと緊張感が漂っていましたが、後部座席のいつも通りの空気感には救われました。
結果として、もう一台の車に乗っていた部員たちの協力や、レンタカーショップの店員さん、そこから乗ったタクシーの運転手さんの頑張りが相まって、全員無事に飛行機に乗ることができました。同乗していた部員にとっては、今回の北海道合宿で一番の土産話になったことでしょう。
最後の最後でそれはもう慌ただしく終わりを迎えた北海道合宿でしたが、振り返ると本当にひたすら楽しかったと感じます。
また、このメンバーで旅行できることを楽しみにしています!