こんにちは埼玉大学写真部です。
国土交通省の協力のもと、荒川周辺にて第二回の荒川撮影会を行いました。
前回の撮影会の様子はこちらからご確認ください。
大学近くを流れる大河、荒川。
そこで埼玉県南部と東京都区間の荒川流域を洪水から守る工事が行われています。
あまり知られていないんですが、埼玉県や東京都内で生じる台風や大雨による洪水の被害を小さくするために、大学近くで調節池の建設が進められているんです。
撮影の合間合間に各作業場所での職人さんや監督さんによる工事の説明をお聞きすることができました。DX(デジタルトランスフォーメーション)化によるITの導入で建築業界の人手不足を解決する取り組みは現在広く行われているそうで、中でもこの荒川調節池建設現場はこの取り組みの最先端なんだとか。
埼玉大学の近くで行われている工事ですが、外から見ているだけではわからないことだらけで、参加した部員にとって初めてうかがうお話ばかりでした。
また撮影以外にも、VRを用いたシミュレーションの体験では、工事完成後の様子や、洪水発生時の様子見せていただきました。
普段は橋の上や埼京線の車窓から見る荒川を陰から支えている人々がいることを認識する機会となりました。
埼玉大学写真部は、今後も継続的に荒川調節池整備事業の進捗を見守っていきます。